企画趣旨

2011年3月の大震災そしてそれに続く苦難の中で、一所懸命に生きる日本人の顔は世界になかなか見えてきません。

この展覧会は、そのような日本人の姿と心を、短歌・肖像画・写真などにより、世界に紹介するものです。

ここに見られる日本人は皆、日本の文化や習慣を背負った「日本的な日本人」ですが、同時に、世界のすべての人々に共通する人間性にあふれています。

今さまざまな危機にさらされる世界の中にあって、悩みつつ希望を持って生きる日本人の姿は、これからどんな危機に遭遇するかも知れない世界の人々にとって、ひとつの参考になるかも知れません。

そのような思いを持って、私たちはこの展覧会 Voices from Japan: Despair and Hope from Disaster(日本からの声:震災後の悲しみと希望)をニューヨークから始めることにしました

私たちは、日本からの声を運んで、ニューヨークからアメリカ各地に、そして世界各地にこの展覧会を回してゆきたいと思います。震災という苦難が、未来の希望や連帯感に転換することを願って。

2012年6月
Voices from Japan「日本からの声」制作者一同
Collage by Yoshihito Sakaguchi (photo by Masao Katagami)
Poet reciting her poem (Photo by Masao Katagami)